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【第1部】愛知・蒲郡市という田舎から脱出したくてたまらなかった4つの理由

【第1部】田舎から脱出したくてたまらなかった4つの理由



── 居心地が良すぎる地元が人生を止めていた

東京。いま僕が暮らしている街は、まるで人生が高速で動き出すようなエネルギーに満ちている。

人の多さ、夢の種類、出会う人の幅。電車に乗っているだけで、他人の生き方が刺激となって波のように押し寄せてくる。

でも、こんな僕も最初から東京にいたわけじゃない。生まれ育ったのは、愛知県蒲郡市――人口8万人ほどの、海と温泉が自慢の穏やかな町だ。観光客も多く、魚も最高にうまい。春には潮干狩り。バケツいっぱいのアサリを採って、酒蒸しにして食べる。あの頃の生活は本当に大好きだった。

だけど、居心地が良すぎる場所は、時として“人生を止める”ことがある。僕はまさにその罠にはまりかけていた。

理由1:居心地のよすぎた故郷が、僕の挑戦心を奪っていった

海外から帰ってきて、さあこれからだと意気込んでいたはずなのに――地元に戻った瞬間、スイッチが切れたみたいに何もできなくなった。

布団に入ったら昼まで寝る。午後はスマホをダラダラ。やりたいことはたくさんあったはずなのに、動けない。「このままじゃ何も始まらない」心の中で何度も叫んだけど、体は動かなかった。居心地の良さは、ときに毒だ。

理由2:刺激ゼロの世界では、夢は育たない

地元の友達はみんな、“長時間労働と安定”を交換して生きていた。もちろん、それはそれで立派な生き方だ。でも集まって話しても、未来の話にはならない。気づくと全員スマホ。ゲームが始まり、会話は消える。僕はその輪の中で、心が干からびていくような感覚に襲われていた。「何か違う。こんな日々を続けてたら、夢が死ぬ。」

理由3:車がないと暮らせない町の息苦しさ

蒲郡は車社会だ。どこへ行くにも車。居酒屋に行くにも誰かが運転手。税金・保険・ガソリン、すべてがのしかかる。独立した環境を作りたい僕にとって、この生活は“縛られる感覚”が強すぎた。

理由4:障害者求人の少なさに絶望した

検索しても仕事が出てこない。あったとしても、待遇は厳しいものが多かった。「ここに僕の未来はない。」その瞬間、東京という選択肢が、一気に輝き始めた。

■ そして――
僕は気づいた。「地元を出なければ、人生は変わらない」次回、僕が東京に行く決意を固めた最大の理由を語る。


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